肺癌撲滅Day

おはようございます、東望大久保医院のHPへようこそ。
今日は寒いですね~。我が家のねこ3匹はこぞって暖かい場所を占拠しはじめました。

本日は「肺癌撲滅Day」だそうです。
2000(平成12)年9月に東京で開催された国際肺癌学会で制定されたもので、
アメリカで11月第3週が「たばこ警告週間」となっていることからだそうです。

院長も昔は喫煙者でした。右手に煙草を持つので、パソコンを左手の人差し指だけで打っていた記憶があります。
でも、ぜんそくがひどくなり、長男が幼稚園に通っているころ(伊万里市民病院勤務時代)にバッと止めました。
院長は自分で決めたことは絶対に成し遂げる強い意志を持つタイプなので、
ギブアップしたり泣き言を言ったりすることなく止めれたように記憶します。
それからもうすぐ20年が経過します。
そのあとに生まれた次男は父親が煙草を吸っていたとは知らずです。

逆に、私の実父はサラリーマン時代、ロングピースという最強のニコチンを有する煙草を1日に5~6箱(100~120本)吸っていたという超ヘビースモーカー。
子供のころは私の足に煙草があたってやけどしたり、絨毯が焦げたり、
畳が焦げたりしてました。
案の定、定年退職を前に脳の血管を詰まらせ脳梗塞で倒れました。
倒れたその時に自由にしゃべれない口でドクターに「最後に1本吸わせてくれ!」と言ったくらい煙草=人生みたいな父でした。

結婚したころは義父も義弟も煙草を吸っていましたが、今は2人とも吸っていませんし、
息子たちも吸いませんので私の周りに喫煙者はいなくなりました。
たばこ農家の方々もいらっしゃるので大々的にはいいずらいところですが、
医療関係者という立場からは「百害あって一利なし」とお伝えしたいとともに、肺がんだけではなく、病気につながる要因になる煙草・・・喫煙者が一人でも減っていくことを願います。