家族

 こんにちは、東望大久保医院の大久保 仁です。

 お盆を挟み、しばらくご無沙汰になっていました。これまでに書く習慣がないとなかなかブログを続けるって難しいですね。

 私には家族がいます。当たり前っていや当たり前ですけど。長いこと医療に携わっているとその中には、「先生、私は天涯孤独の身ですから先生にお任せいたします」という方がけっこういました。その方々に手術する場合でも、やはりどなたか(患者さんが指名されるか、地元の民生委員など)にその説明をしなければなりません。

 血が繋がっていなくても、その方の人柄でそういった話がしやすい場合もありますし、本当に民生委員の方に事務的に話をしないといけなかったこともあります。民生委員の方、大変だなあと思います。

 はたまた、息子さんたちは東京や大阪に移り住んでしまい、自分の親が手術することになっても、多忙とのことで来なかった人たちもいました。なんとなくそんなケースが増えたように思いがするのは私だけでしょうか。家族の関係も希薄になっていっているような気がします。寂しい限りです。高齢化社会真っ只中でますますそういうことが増えていくとたまったものじゃないなあと思ったりします。

 今、自分があるのは親があり、妻があり、子供たちがいるからだなと感謝すべきだなと最近心から思います。