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コロナ感染もだいぶん落ち着いてきました。
季節的にインフルエンザも落ち着いている現在です。
が、そんな今、もういちど感染防止を振り返り、医療従事者だけではなく一般の人にも重要な「手洗い」について院内で勉強会を行いました。
できていそうで実はできてなさそうな事の筆頭に、
「手洗いにかける時間の意識」が挙げられました。
例えば、手に100万個の病原微生物がいたと仮定します。
そこで手洗い方法により、残る病原微生物の数がかなり違うそうです。
【石鹸と流水による手洗い】
手洗いなし 100万個
流水のみで15秒 1万個
ハンドソープで10~15秒+流水で15秒すすぎ 数百個
ハンドソープで60秒もみ洗い+流水で15秒すすぎ 数十個
ハンドソープで10秒もみ洗い+流水で15秒すすぎを2サイクル 数個
この通りハンドソープを使ってしっかり時間をかけて洗うと清潔な手指になることがわかります。
ハンドソープを使ってしっかり時間をかけて手を洗うことが重要だということです。
まずは15秒かけて洗うことを意識してみるところかなと思います。
もちろん心の中で1から15まで数えてもいいのですが、誰もが知っているお誕生日の歌「ハッピバースデイ トューユー♪」を1回歌うと大体15秒だそうです。
鼻歌を歌いながら洗ってみるのもいいかもしれません。
きっと15秒かけて洗うと、いかに自分が今まで短時間しか洗ってなかったかと気づく方が多いのではないでしょういか。

*指と指の間
*爪まわりや爪裏の先
*手首
この3か所は意識して洗わないと、汚れが残りやすいそうです。
そして、皮膚の皮脂が必要以上に落ちないように、ぺーパータオルなどで水分を拭くときには、こすらずに当てるだけで摩擦がないようにし、完全に乾燥させることも大切です。

感染症の少ない今から意識して実践し、感染症から自分も周りの人も守るための手洗いをしましょう!