病院なび

 こんにちは、東望大久保医院の大久保 仁です。

 昨日も名古屋で集中豪雨による水害があったようです。ちょっと前にはから梅雨、はたまた集中豪雨、「丁度いい」にならない自然のもどかしさ。

 ネットで「東望大久保院」と検索すると「病院なび」に当院の情報が出ています。ちょっと前に他の方から、東望大久保医院の情報がかなり実際と異なっていることを指摘されました。お聞きしてから、すぐに訂正を病院なびを出している会社にお願いしました。

 数日前に、看護師さんが、「先生、病院なびで丁寧に説明してくれてよかったと患者さんが書き込んでましたよ。」と教えてくれました。

 以前、勤めていた佐賀病院でも、病院なびに似た病院検索のサイトの「乳がんの専門病院」のところで会社に届いた書き込みをハガキでいただいた経験がありました。人間、よく言ってもらえると悪い気はしませんでしたが、本来、私はあまり他の方のそういうことには無頓着でこれまで医療に従事してきたように思います。

 医師は医療に関しての専門家ですが、医学部、その後の医師としてやっていく中でも、人に何かを説明する「術:スベ」やお話をする訓練を受けたことのある人はかなり限られるのではないでしょうか。最近の医療問題では、「患者さんと医師のコミュニケーションのあり方」がクローズ・アップされています。ある方が書いておられましたが、「医師が説明したと思っていても、患者さんがそのことを理解していなければ、説明したことになってないのでは?」との厳しい指摘もあります。

 お話の仕方は話し手(聞き手も含め)でさまざまです。これは医療側もそうですが、患者さん側も同じことが言えます。体調が悪くなって困って病院に来ているわけですが、その状況をどれだけの方が上手く表現できるでしょうか?

 医療者側、患者さん側双方が、一緒に「健康に関する問題」の解決を目指すチームとしての認識を持つことが大切だと考えます。相手の立場を考えて行動する、という月並みだけど忘れがちなことを大切にしたいと考えています。

 でも、人間、褒められるのは嬉しいです。〜さん、そう言ってもらえてありがたい気持ちです。以後もそう言ってもらえるよう普段から勤めます。