1例目のオープンシステム手術

 こんにちは、東望大久保医院の大久保 仁です。

 昨日、長崎みなとメディカルセンターに手術のために赴き、1例目のオープンシステムによる手術を行わせていただきました。特に問題なく、予定としていた手術を行うことができました。長崎みなとメディカルセンターの先生方、看護師さん、感謝するとともに今後もどうぞよろしくお願いいたします。

 今後もこの様なスタイルで手術も行なっていければと考えています。

 明日はまた、『〜』専門医の試験を受ける予定です。50歳前でなかなか困難な記憶力となっていますが、この様な取り組みを地道に行っていくことが「エビデンスに基づいた医療」を行っていく上で重要と考えて取り組んでいきます。

オープンシステム

 こんにちは。東望大久保医院の大久保 仁です。

 医業継承に暗雲は立ち込めていますが、お助けしていただいている方のお力もあり、なんとか少し光明も見えるかもしれない、というところは変わらない状況です。

 当院の前途はまだまだ予断を許さないとしても、病気でお困りの方はいらっしゃり、私もできるだけその様な方のお力になりたいと思って日々の診療を行っています。

 来週、地域基幹病院にて、私、1例目のオープンシステムを利用した手術を行うことになりました。

 オープンシステムとは、開業医が地域基幹病院の手術室や入院施設を使わせていただき、その病院の先生と一緒に、または連携して手術を含め、治療を行う仕組みのことです。

 日本以外の国では通常のシステムとして行われていますし、本邦でも少しづつ行われている地域もあると聞いています。

 このような方法は、患者さんにとってはとてもいい方法と考えます。

 なぜなら、複数の視点で、患者さんの病態、問題点をみることができ、専門家や医療チームが意見を交わしながら、かつ、患者さんの意向も反映させながら治療方法を選択できるからです。

 こういうシステムが、珍しくなくできるような地域になればいいなと思っています。

 

 

 

11月1日。

 こんにちは、東望大久保医院、大久保仁です。

Happy Birthday, N! All the best to you.  I hope you will be smile forever!

 早いもので今年もあと2月残すのみ、11月となりました。

 神無月から霜月へ月が変わり、出雲の国に行っていた神様も帰って来たのか、神様に願いが通じたのか、手紙を読んでいただき、なんとか計画を続行できそうです。気を引き締めて毎日の診療に勤しんで行きたいと考えています。

 気温が下がり、体温も下がると免疫機能に抑制がかかったり、交感神経刺激で血管が収縮したりと身体に変化が生じて来ます。自分が体調を崩すと、診療にも差し障りが出て来るので、できるだけ体温を高めに保ち、温度の変化に少し気を配るなどの工夫をして行きたいと思います。

逆転満塁ホームラン、なるか?

 東望大久保医院の大久保 仁です。

 諦めきれないので、最後の最後まで粘ります。今、お願いしたい人に手紙を書きました。

 どうか、私の悪いところは改めますので、この手紙を読んでいただきたいです。よろしくお願いいたします。

医者の後継ぎ問題は難しい

 東望大久保医院の大久保仁です。9月9日に記載して以来、ブログサボっていて大変申し訳ありません。

 8月23日、東望大久保医院の継承及び新事業計画書の作成に関して途方に暮れていた私に、なんの見返りもないのに協力を申し出てくださったHさんと電話でお話をし、8月25日の夜、Hさんがわざわざ当院においでくださいました。

 それから9月、10月と本当に毎日のように来ていただき、事業計画はもとより、継承に関しての家族のご相談まで、夜遅くまでさせていただきました。Hさんには本当に心の底から感謝いたしております。少しずつ出来上がっていく計画に胸が躍りました。

 また、厳しいスケジュールの中、新しいテナントの設計を書いてくださった一級建築技師Sさん、会計をしている妻が、本当に狭いながら自分の居場所をクリニックの中に設けていただき、色々Sさんに注文しながら、そして、Sさんが困りながらもその注文に真摯に行えてくださる優しさ、「Mの小部屋」を作ってもらった時の妻の嬉しそうな顔、今、涙が出そうになります。

 Hさんからご紹介いただいたF社のTさん。本当に男前で、様々な医療機器に精通し、無理な注文にも嫌な顔せず、仲介の労をとっていただきました。

 こまごまとコンピュータに関してのアドバイスをいただき、何度となく当院に足を運んでくださった、Iさん、Tさん。

 いろんな愚痴を聞いてくれたMy Brother、キレキレの質問と励ましをくれたMy Sister。

 本当に多くの方に支えていただき、事業計画書も、問題点はゼロではありませんでしたが、織り込み済みでもう少しで、My Sisterが言ってくれる「待っててくれる人がいるよ、頑張りましょう」に届くはずだったのに。

 10月27日金曜日を境に前が塞がってしまいました。原因は一つ。

 医業の後継ぎ問題はもとより、世の中の後継ぎ問題で一つ、その適応(必要十分条件)をあげるとすれば。

 先代が「俺は口の出さない、お前の好きにやればいい」と爽やかに言ってくれること。

 次のものがそれに対して「ありがとうございます」と素直に、真摯に答えることでしょう。その関係が築けているか。そうでないと継承は難しいです。

 妻の気持ちに応えたいけれど、私には絶対に守りたい家族がいます。生活を支えないといけません。

「意気地なしの私ですいません、Mちゃん。」

 すいません、暗い話になっちゃいました。

 でも、今朝、誰もいない車の中で、声に出して3度唱えました。

 「なんとかなる。なんとかする。けど、なるようにしかならん。」と。