診療案内
甲状腺・内分泌診療
甲状腺疾患
バセドウ病(甲状腺機能亢進症)、慢性甲状腺炎(甲状腺機能低下症)、亜急性甲状腺炎、甲状腺腫瘍などの診断、治療を行います。
頚部のしこりなどで気になることがあれば、ご相談ください。
副甲状腺疾患
副甲状腺は、首の甲状腺の裏側にある小さな内分泌臓器です。
頻度はそう多くありませんが、副甲状腺の異常でさまざまな症状が起こります。
そのうち、副甲状腺機能亢進症は代表的な病気で、最悪の場合、心臓の機能が低下したり、骨折を引き起こしたりしますが、さまざまな他の病気として治療されていて気づかれていなかったり、発見が困難な病気です。
以下のような症状(病気)が起こります。
- 骨症状
骨粗鬆症、骨折、骨格変形、骨腫瘍、骨・関節痛、腱断裂など - 尿路結石
- 神経・筋・精神症状
筋力低下、うつ、いらいら感、不安、不眠 - その他
多飲多尿、胃潰瘍、膵炎など
その他の内分泌疾患
内分泌疾患はホルモン産生器官の不具合などで生じ、大きく3つに分かれます。
- ホルモン過剰
- ホルモン不足
- ホルモンは正常だが内分泌器官にしこり(腫瘍)ができる
内分泌器官とは、甲状腺、副甲状腺、脳下垂体、副腎、膵臓などです。
膵臓の内分泌疾患に糖尿病がありますが、専門として別に糖尿病専門医がいます。
例として、
- 褐色細胞腫(副腎、高血圧症を起こす)
- 原発性アルデストロン症(副腎、高血圧を起こす)
- アジソン病(副腎、副腎機能低下症を起こす)
- 膵神経内分泌腫瘍(膵臓、さまざまな消化管ホルモン異常を起こす)
などです。
頻度は少ないですが、内分泌疾患は多様な症状を示すため、気づきにくい、診断に至るまでの病納期間が長くなる疾患です。
思い当たることがあれば、できる限りご相談にお乗りいたします。
診療時間
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